最近、子宮頸がんワクチンの宣伝をよく見ます。
子宮頸がんワクチンといえば、10年程前に起きた騒動を思い出す人
もいると思います。このワクチンを接種した若い女性達が様々な健康
被害を訴え、訴訟問題に発展したニュースが報道されていました。
ワクチンとそれらの健康被害に因果関係は無く、報道機関が先走って
取り上げただけとの話もありますが、真相がはっきりしない以上は無視
できない事例だと思うので、その件で中止していたワクチンを再開して
推奨し始めたとはいえ、不安を感じる人がいるのは当然です。
子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス (HPV) というウイルスで、
このウイルスは、性経験のある人なら男女関係なく1度は感染する可能性
があるそうです。ほとんどは、免疫で除去できるとの事ですが、ここで気に
なるのは、男性はこのウイルスに感染しても、がんにはならないのでしょうか。
このウイルスに感染してがんになるのは、女性だけということでしょうか。
それに、男女関係なく感染するウイルスなのであれば、女性と同じように、
男性もワクチンを受ける必要はないのでしょうか。そして、ワクチン以外に
このウイルスの感染を防ぐ方法はないのでしょうか。現時点では、子宮頸
がんワクチンが、一番の予防策になるのかもしれませんが…。
子宮頸がんワクチンに関しては、疑問に思う事が多く、朝ドラ「虎に翼」の
ヒロインの口癖の「はて?」と言いたくなります。子宮頸がんワクチンの宣伝
を見る度、もやもやします。
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