2025.01.14 10:00年が明けても続く戦争 新年、明けましておめでとうございます。 最近新聞で、戦争下に暮らす24歳のパレスチナ人女性(ディナ・アブルバイヤさん)に関する記事を読みました。彼女は、過酷な状況の中で、ノートとペンを携え、周囲で起きている悲惨な現状の数々を書き綴り、知人のパソコンを借りて、それを外の世界に伝えるべく、公開し続けているそうです。その記事の中で、自分が一番印象に残ったのは、「パレスチナ人として、この苦しみと共に生きることは、おそらく運命だったのだと受け止めている。諦めるのではなく、覚悟を決めて立ち向かわなくてはならない。」という彼女の言葉です。わずか24歳の若者に、こんなにも強くて切ない覚悟をさせる事に、戦争の残酷さが表れているように感じました。このパレスチナ人女性の必...