2024.04.24 11:00”かさぶた”を作ってはいけない? 帯状疱疹になった時、おでこに水泡ができました。顔だし、痕がなるべく残らない様に あまり触らずにいたのですが、何かの拍子に潰れて少し出血したりする事が時々ありました。その傷が乾燥して かさぶたができた時も触りたくなる衝動を抑えて、頑張って触らずにいました。かさぶたが剥がれて、また出来てを何度か繰り返している中、自分は、かさぶたに関する意外な事実を知る事になります。 それは、皮膚に傷ができた時は、かさぶたができない様にしながら治すのが、現代の傷の治し方という事実です。自分は、それなりに昔の人間なので、傷ができたらかさぶたの状態を経て治っていくという流れが常識だと思っていたので、ちょっとした驚きでした。それを知ってすぐに、かさぶたができない様、軟膏で保湿し...
2024.04.06 06:30帯状疱疹 闘病記 ④ 今回が最終回です。 紹介状を持って総合病院の眼科を受診したのは、帯状疱疹発症から約1ヵ月後の事でした。視力や眼圧等、眼科ではお馴染みの検査に加え、瞳孔が開く目薬を差しての散瞳検査というものを初めて受けました。その目薬の影響で、数時間、光がまぶしく、視界が白光っている状態が続いたのには参りましたが…。そんなこんなで4時間かかって診察を受け、ヘルペス性角膜炎用の軟膏と、内科で処方された物より少し強めのステロイド目薬の2種類の薬を処方されました。 それから3週間近く、指示された通りに軟膏と目薬をつけていたら、やっと目の充血が薄くなってきました。最初に眼科を受診して1ヵ月後の診察で、軟膏と目薬はやめても良いと言われたのですが、新たに、より強いステロイドの目薬...
2024.03.23 11:00帯状疱疹 闘病記 ③ 前回の続きです。 ひどい頭痛が落ち着き出した頃、本格的に顔面の治療に入り、顔の発疹にはステロイドの軟膏、目の赤みには これまたステロイドの目薬をつけ始めました。ステロイドは、一般的に悪い印象がついていて、特に、自然派生活を送っている方には、敬遠される薬です。自分もステロイドに良い印象はありませんが、何事も実際に経験してみないとわからないので、長くは使いたくないなあと思いながら、軟膏と目薬をつける日々を過ごしました。 軟膏は、使い始めて2週間程で、塗らなくてもよくなったのですが、目の赤みは全く改善が見られず、違う目薬を2種類( 角膜創傷治癒と抗菌 )処方されました。そういう訳で、ステロイドを使用する状態はとりあえず終わり、その2種類の目薬に...
2024.03.08 10:30帯状疱疹 闘病記 ② 前回の続きです。 処方された抗ウイルス薬を7日間、飲みました。帯状疱疹の抗ウイルス薬は、保険が効いても なかなかな金額 (はっきりはわからないですが、7日分で4~5,000円位すると思います) で、1週間以上は飲めない薬でよかったです。そして、帯状疱疹になって一番しんどかったのが頭痛で、電流が走るような痛みが続き、終わりのみえない電流ビリビリ罰ゲームを受けている感覚でした。鎮痛剤が切れると痛みだすの繰り返しで、頭痛がおきて2週間程は、飲む限度が1日3回迄の鎮痛剤を、その回数分飲む日々でした。 2週間過ぎるか過ぎないかの頃、ようやく鎮痛剤頼みの頭痛がマシになってきて、それより弱い鎮痛剤に変える事が出来ました。頭痛に終息の兆しが出てきたのは良かったので...
2024.02.24 12:30帯状疱疹 闘病記 ① 昨年末に、帯状疱疹にかかってしまいました。帯状疱疹は、中高年が多くかかる病気と言われていますが、近年、その患者数が増えている上に、若い人がかかるケースも少なくないそうです。患者が多いからか、一時期、帯状疱疹のワクチンの宣伝をよく見かけました。そこで、今回の帯状疱疹騒ぎの一部始終をこのブログに記すことにしました。自分の症例がこの病気と格闘中の誰かにとって、有益な情報になるかもしれませんし。 昨年12月の上旬に、まず左目が、今迄経験したことが無い程、赤くなりました。ひどい充血でも起こしたのかと思い、家にある市販の目薬を差して様子を見ました。目の発赤から二日後、左目の目頭からおでこにかけて、急に発疹が出て、その日の夕方には、これも今迄に経験したことがない程...