梅雨と言えば、文字通り “梅” の季節です。
先日、スーパーで買い物をしていたら、選外品で小梅が100g程
入ったパックを見つけたので、買って、調べて、小梅のカリカリ漬け
を初めて作ってみました。大玉の梅を漬けることは、割りにあって
慣れているのですが、小梅を扱ったことは一度もなく、少量なら
失敗してもそれほど気にならないかと、思い切って作ってみました。
漬け方を調べている中で、通常の梅干しよりも手軽だと書いてある
のを目にして、本当かなあと半信半疑で漬けてはみたものの、
予想通り?難航しました。
梅をカリカリに仕上げるには、塩漬けだけだと普通の柔らかい梅干し
になってしまうので、卵の殻や貝殻等のカルシウムを添加することで、
化学反応を起こさなければならないようです。自分は、たまたまあった
蛤の貝殻を洗って、乾燥させて使いました。その貝殻が、漬けている間
に徐々に分解されて、漬け汁に白い粉状の物が浮いてきたのですが、
時間がたつにつれて、白カビが混じってきているのではという疑いが
出てきました。結局、漬けて2週間が過ぎた時点で、カビが発生して
いることがわかり、慌てて処理しました。幸い、カビは一部で済んだ
ので、無事だった所を食べてみたら、一応はカリカリしていました。
でも正直なところ、通常の梅干しよりも難しいと、自分は思いました。
全く食べられずに終わるのからしたら、良かったし、実際に食べて
みてカリカリしていた時は、ちょっと嬉しく思いました。また試して
みたいかと言われたら、微妙なところではありますが…。
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