8月下旬のある晩、些細な用事で外に出ようとしたら、玄関網戸が
開かなくなり、外に出られなくなりました。その時外出中の家族がいて、
これでは家に入れなくなると思い、あの手この手で開けようとしました。
力任せに引っ張ってみたり、縦横に網戸を揺らしてみたり、挙句の果て
には、鍵部分を完全に取り外したり…。何をしても開かず、原因もわか
らず、途方に暮れつつ開かない網戸をとりあえず動かしていたら、何か
の拍子に開きました。何故開いたのかよくわからないけど、とにかく
開いたのは開いたので、事なきを得ました。
その後、網戸がこんな状態になってしまったとなると、新調せねば
ならないと思い、ネットで網戸の価格調査をしていたのですが、これ
迄に数回TVで見たことのあるアフリカのガーナのゴミ問題を思い出し
ました。先進国からの電子ゴミ等の山や古着の山があちこちにできていて、
惨憺たる状況でした。翌日、ドライバー片手に、取り外した鍵部分を元に
戻し、前日暗くてわからなかった網戸全体を確認して何とか原因を突き止
めて、修復することに成功しました。これで、ゴミも予想外の費用も出さ
ずに済み、とてもホッとしました。
不用品としてルールに沿ってゴミを捨てていても、その行き先を知って
いる人は、ほぼいないのではないでしょうか。適切に処理されていたら
良いけれど、それがわからないとなれば、自分達に出来ることは、簡単に
買い替えたりせず、物を大事に使って、なるべくゴミを出さないように
するしかないのだろうと思います。
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