新首相が決まって最短で行われた衆議院選挙が終わりました。
裏金や統一教会の問題が響いてか、自民党が大きく議席を減らし、
立憲民主党をはじめとした野党がその分議席を伸ばしました。
自民党は、次々と政治不信に繋がる事態が明るみに出た状態で、
何故総選挙を急いだのかが自分には謎です。選挙を急ぐどころか
少しでも先延ばしにしたくなる状態の様に見えたのですが…。
そんな中、自分が今回の衆院選で一番気になった事は、各政党
の悲喜こもごもではなく、投票率です。53.85%で、戦後三番目の
低さだったそうです。近年は、だいたい50%台をうろうろしている
投票率なので、特別低かった訳ではないですが、約2人に1人は
行っていません。選挙に行ったところで、どうせ何も変わらない
という諦めや、面倒だからという理由が大半な気はします。その
気持ちは、ほぼほぼ皆持っているとは思うけれど、行かないのと
行くのとでは、やはり大きく違う様な気がします。以前、社会科
の高校教師が、どこに入れて良いのかわからない場合は、行かない
ではなく白紙を投票しに行くように言っていました。それが良い
のか悪いのかはわかりませんが、棄権するよりは良いような気が
します。
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